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石垣の米そして餅
English edition

石垣島を旅行してみると、田んぼが多いことに驚かされます。鬱蒼とした木々の間に広がる田んぼは、この島ならではの風景と言えそうです。

 スーパーなどにも、石垣産の米が並びます。もち米や黒米も作っているようです。

 石垣島で人気と口コミがあったお餅を見つけました。こちらはなぜかタイ米を使っていますが、興味をそそられます。食べてみると、かなり粘度が高く甘味が強めです。もともとお餅がやや苦手な私には合いませんでしたが、老舗の品ですし、見かけたら購入してみると良いかもしれません。


 こちらは、もち米と黒紫米、小豆で作ったおにぎり。素朴な味で、外食続きの体に染み渡る美味しさです。ゆらてぃく市場で買いましたが、仕入れは不定期なのか、翌日には見かけませんでした。(「伊良皆すし屋」というところのものらしい。写真の右から2番目、黒っぽいおにぎりです)

 石垣島産の米を、東京では見たことがありませんでした。輸送費を考えると当然なのでしょうが、なかなか種類もあり、地元では相当消費されていそうです。米どころは北国というイメージでしたから、お米に対するイメージが少し変わったように思います。

 ちなみに、お餅を購入したとき見かけて面白かったのは、加工品に使用されるピンクの色素です。島にいる間、主にお菓子に使用されているのを何度か目にしました。おめでたいイメージの色ですが、東京ではあまり見ない鮮やかさです。赤まんじゅうは蛍光ピンクと言って良いほど鮮やか。卵を魚の白身で包んで揚げたらしい「スゴモリ」にもピンクが使われています。



2828.tokyo


調査地①

JAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

場所:〒907-0014 沖縄県石垣市新栄町1-2
電話:0980-88-5300
営業時間:9:00~19:00 ※新型コロナの影響で18:00時閉店の可能性あり。
定休日:毎月第3火曜日(繁忙時期は除く)
サイト:http://www.yaeyama-pain.com

説明:
ゆらてぃく市場は、地産地消を合言葉に事業展開するファーマーズ事業基本構想のもと運営されている店舗。少量多品目の農産物生産を基本とされており、兼業農家や高齢者、女性のファーマーなどが参入しやすい店舗となっている様子だ。そのためか、スーパーでは目にすることのない生鮮食品があったり、眺めているだけでも楽しい。手作りのお惣菜やお菓子、お餅などが並ぶ一角はおそらく日替わり。気に入ったものが翌日もあるとは限らないので、まずは購入して味わってみるのが良さそう。

調査地②

多宇モチ屋(購入はスーパーのため店舗未確認)
場所:沖縄県石垣市白保205-1
電話:0980-86-7238

調査地③:田んぼ(通りがかりで写真を撮ったので場所不明ですが、各所で見かけました)