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きのこのトンシャカ 第一夜
KINOKO1

きのこには、きのこの妖精ってものがいるらしい

きのこに住んでるっていうか、きのこが妖精になるらしい


そういうことを知っていると、お店で小皿を見た時に

ははーんて思える

キノコのトンシャカ

このトンシャカしてる小さな子が

キットきのこの妖精ってやつなのだとピンとくることができる

実際、この小皿はそれぞれ違うきのこと違う小さな子が描かれ

ていてぜんぶトンシャカしている

このきのこがこの子ですよっていう答えがちゃんと描いてある

きのこの妖精がなんでトンシャカしてるかっていうと

人を訪ねてくるから、人を訪ねるからには、トンシャカくらい

しないとねってことだと思うでも訪ねて来るのはまずいって

いう話もある訪ねて来ちゃうものがまずいのは

だいたい訪ねてくるだけじゃすまないパターンだ

訪ねて来ちゃうものは、連れてっちゃうものだったりもする

来るとこまではいいんだったら来るとこまでで止めようねっ

てことでじゃあどうすればいいかっていうと

それは第二夜のお話になる



きのこの名札

ちなみに名前は大事なものなので

全部のきのこに名前がついていて名札がつけられている


お鍋のおつゆのなかにエリンギの亡霊がいるって思ったら

これはライトでした

きのこの亡霊

2828.tokyo


調査地

キノコ専門店




きのこ鍋・きのこ料理専門店 何鲜菇(ホーシェング)

2018年に日本に上陸した、中国・大連のきのこ料理専門チェーン店。本場の雰囲気を残した店名「何鲜菇(ホーシェング)」は読みにくい、覚えにくいが、各種メニューは日本人なら誰もが好きそうな味付けだ。その理由はきのこからの出汁が味付けのベースになっていることにある。メインとなるきのこ鍋は、28種類のきのこが使用されたスープに、きのこや湯葉、干し豆腐、肉類、麺やご飯を具として加えて食べていく。まずスープをそのまますすると、各種きのこの旨味が口の中に広がる。きのこのみのシンプルな出汁だが、きのこの種類が多いことから、印象に残る滋味深い味わいになっている。塩で整えるだけでも十分に旨味が感じられるが、各種たれが用意されたコーナーがあり、好みに合わせてミックスするたれによって、パンチが効いた味にすることもできる。麻辣ダレ、海鮮醤油などのほか、パクチー、青唐辛子やネギなどの薬味も取り放題。店内は清潔で落ち着いた雰囲気で、女性用にヘアゴムが用意されているなど、接客にも細やかな気遣いが感じられる。デザートにオススメは、きのこ入りの「何鮮菇特選アイスクリーム」。期待せず話のタネに注文したが、意外にも高級感のある味で驚いた。